Duck Duck Goose, Goose Island

Goose Island Beer Company

Chicago, IL (中国産)

Session IPA

やまや青山一丁目店

5%

JPY380

AB InBev Japan合同会社

シカゴのブルワリー。AB InBevの傘下の企業のようです。Goose Islandの黄色いラベルのビールはシカゴではド定番のビールで、私もシカゴに住んでいたころは愛飲していましたし、Clybourn Ave.にタップルームがあり、そこでビールを試したこともあります。黄色いラベルのものは最近日本では取り扱いがないようで、こちらのSession IPAを購入。中国製です。

色は黄金色。香りは酵母のような甘い香りがありますが、ボリュームは控えめ。

アタックは軽やか。軽めのボディでさらっとした味わいですが、ホップの苦みが効いており、また、ボディにもIPAのようなまったり感を多少感じます。レモンかグレープフルーツのような後味。

全体的に、ラガーのようなキレのある味わいと、IPAのホップ感が合わさって、ホッピーで軽やかな味わいに仕上がっています。苦味も効いているものの、普通のIPAに比べて控えめで、飲みやすい。雨上がりのじとじとした中をランニングした後、シャワーを浴びる少しの間冷凍室で冷やしておいてから飲みましたが、そのシチュエーションにピッタリとハマりました。夏に冷やして飲むのにおすすめです。 23 IBU。

Brooming Dunes Hazy IPA, Smog City Brewing

Smog City Brewing Co.

Torrance, CA

Hazy IPA

6.3%

\?

TAP & CROWLER 渋谷店

株式会社ナガノトレーディング

前にこちらで試したことのある銘柄ですが、酔っぱらっており、同じものを誤って購入してしまいました。織田フィールドで5000mを走った後に、一杯ということで立ち寄ったのですが、マスターにいろいろ勧められて、1杯といわず3杯くらい飲んでしまい、飲みすぎてしまったのでした。

で、今日は夜30km走をやりまして、途中5kmごとに給水休憩、半分すぎでディープに休憩(ガリガリ君を食べる)と休み休みやったのですが、それでもへとへとになりました。そのご褒美ということで、開けてみます。

で、細かい点は前回のレビューに譲るとして、全体的な感想を。最近、IPAでも少し違うタイプのものを飲んでいたからか、ホップの苦みが強いところと、トロピカル感はかなり際立って感じます。飲みなれていないと結構癖があり、とっつきにくいと感じる人もいるかも、と思います。もったりとした、重いボディ。走り終わった後にがぶがぶと水を飲んで、ややおなかがタプタプの状態だったので、そこにこのタイプのビールは(あるいはビール全般が)ややミスマッチでした。

Abashiri Premium Beer, 網走ビール

網走ビール株式会社

北海道網走市

Pale Ale

5%

?円

JALAX女満別空港

北海道旅行のお土産ビール第2弾。こちらは発泡酒ではなく、本当のビールです。網走ビールは大きな酒屋さんに行けば東京でも手に入る気がし、もう少し気の利いたものを探したかったところですが、時間もなかったし、やむなしです。330ml瓶。

色はアンバー。薄く濁っており、光にかざすと、反対側の陰影がわかるかな、という程度。香りは、麦芽。焦がしたようなにおいがあります。香りはしっかり。

アタックは普通。もっさりとした口あたり。ボディは比較的さらっとしており、軽快ですが、キレはありません。薄いながらも、コーヒーのような味わいと苦味があります。ホップのピリピリする刺激ではなく、ロースト感を伴った苦みです。ボディは軽めながらも、若干、パンを食べているような重さがあります。

全体的には、典型的なペール・エールという感じのする味わい。21km走って、汗をたくさんかいた後に飲んだので、もう少し軽快なビールが気分でした。

Mikkeller Hazy IPA

Mikkeller

Copenhagen, Denmark

Hazy IPA

4.9%

\530

Sake Boutique Sekiya

株式会社ウィスク・イー

デンマークのブルワリー。道玄坂にパブがあるようです。また、ランニング・クラブもやっているようです。わたくしも走るのは好きなので、なかなかツボにハマりました。

色は白い麦わら色。濁りは控えめで、反対側の明暗が多少見て取れる程度です。香りは控えめで、オレンジ、パッションフルーツ。トロピカルな香りはごく控えめです。

アタックは弱め。柔らかな口当たり。さらっとしており、軽めのボディ。もったり感はほぼありません。苦味は少ない。

全体的には、かなり柔らかな、優しい味わいのビール。IPAというほど苦くはなく、ハーバルな味わいのない、柔らかな白ビールといった印象です。

O’hara’s Hazy IPA

Carlow Brewing Company

Bagenalstown, Ireland

6.8%

Sake-Boutique Sekiya

\440

アイコン・ユーロパブ株式会社

アイルランドのHazy IPA。価格はGoodですが、味わいはいかに。

色は、赤味がった麦わら色。それほど濁っておらず、香りは、ロースト香、小麦。トロピカルな感じはありません。香りのボリュームはしっかり。

アタックは普通。飲み口はもっさりとして、キレのない口当たり。ボディはやや重いですが、普通のHazy IPAのもっさり感とは違います。やや焦がしたような苦味がありますが、苦味は全体として控えめ。ホップのしびれるような苦味は全くありません。アルコール度数としては普通に感じます。

全体的に、Hazy IPAというよりは、普通のペール・エールに感じます。悪くはありませんが、Hazy IPAを飲みたい気分とは違うかなと思います。IBU 40。

Abashiri White Ale

網走ビール

網走市、北海道

White Ale

4.5%

JALUX女満別空港

2泊3日で道東旅行に行ってきました。釧路空港、釧路湿原、摩周湖、屈斜路湖(泊)、知床(泊)、サロマ湖、女満別空港という感じです。お天気はいまいちで、楽しみにしていた釧路湿原のカヌーもできず、残念でしたが、自然を満喫しました。道東は初めてでしたが、富良野とかよりももっと自然にあふれており、素敵なところです。もう少しゆっくり旅してみたいものです。

というわけで、こちらは女満別空港で購入。「網走ビール」とかでかでかと書いてあるのですが、種別は発泡酒です。「網走ビール」というのはあくまで会社の名称(の略称)で、ビールではない、ということだと思うのですが、紛らわしいです。麦芽使用比率25%以上50%未満とありますが、それでは残りは?原材料には、オレンジピールとか、コリアンダーシードとかの記載はあるものの、コーンスターチやら果糖ブドウ糖液糖などの発酵の原料になりそうなものの記載がありませんが、、、

色は小麦色。やや赤味がかった色合い。向こう側は透けて見えますが、やや白っぽい濁りのある色合い。香りは、麦、コリアンダー。ベルジアン・ホワイトといった味わい。

アタックはさっぱり。ボディは軽めで、すっきりとした味わいですが、ややまったりとした口当たりもあります。苦味はごく控えめ。飲み終わった後にはハーバルな香りが鼻に抜けます。アルコール度数は低く、ぐびぐびと飲めるビールです。

全体的には、ベルジアン・ホワイトの中でも飲みやすい、かつ香りのあるなかなかバランスの良いビールに思えました。それだけに発泡酒であるところは残念ですが、、、

Cloud City, Three Weavers

Three Weavers Brewing Company

Inglewood, CA

Hazy IPA

6.5%

\665

Sake Boutique Sekiya

株式会社ウィスク・イー

明日は休むからと、昨日も走ったのに今日も走りに行きました。5kmくらい早いペースで走ろうかなと思ったのですが、3kmでギブアップ。今週はこれで60km走ったことになりますが、いつまでこのペースが続くのか。ということで、金曜日ですがご褒美のビールも控えめに、12oz缶にしました。イングルウッドはロサンゼルス近郊の都市のようです。

色は麦わら色。濃いめで、やや赤色がかった色合い。しっかりと濁っています。香りは、マンゴー、オレンジ。ボリュームは控えめ。

アタックは普通。するっと癖のない口当たり。中ほどにホップの苦みがあり、多少舌の上でピリピリするような感触もありますが、苦味は強くはありません。やや重めでもっさりとしたボディですが、苦味のせいか、キレはあり、重苦しくはありません。ジュースのような華やかさとソフトさを感じます。

全体的には、バランスの秀逸なビール。さらっとしていながら、ジューシーなうま味と香りもあり、ドリンカブル。苦味もきつすぎず、だけれどもちょうどいい具合に効いて重くなく、良い塩梅。良いビールだと思います。

Hazy Sculpin, Ballast Point

Ballast Point Brewing Company

San Diego, CA

Hazy IPA

7%

¥700

Sake Boutique Sekiya

株式会社ウィスク・イー

カサゴのような魚「Sculpin」のイラストが描かれた12oz缶。Ballast PointはIPAを得意としている、サンディエゴでも大手の作り手のようです。

色はオレンジと小麦色の中間程度の色合い。しっかりと濁っています。香りは、マンゴー、パイナップルのような香りがありますが、ボリュームは控えめで、トロピカル感も少ない。

ややどっしり目のアタック。まったりとしたボディで、かなりしっかりとした麦の甘みを感じます。中ほどから後味にかけて、しっかりとした苦味があります。ただし、刺すような苦味ではなく、苦味の強さは中程度。

全体的には、少しトロピカル感控えめで、もっさり目のHazy IPAといった印象。完全な想像ですが、温暖なサンディエゴだともう少し飲みやすいビールが多いのかなと思ったりもしますが、それと逆を行く、重めでしっかりと噛むようなビール。14kmほど走った後に、キンキンに冷やして飲んだのですが、暑い中ぐびぐび行くタイプのビールではなく、気分には少しミスマッチでした。

Pause for Effect, Modern Times Beer

Modern Times Beer

San Diego, CA

Hazy Double IPA

8.0%

\1,225

Sake Boutique Sekiya

株式会社ナガノトレーディング

国立駅近くにあるせきやさんで購入。国立まで28kmほどロングランし、鳩の湯さんでひと風呂浴びて、せきやさんのTAPスタンドでビールを2杯ほど頂いて、隣にあるせきやさんの店舗でいくつかクラフトビールをゲット、と贅沢な休日でした(その後、妻に怒られたのでした。)。ランについては猛暑で、暑い暑いといいながら走る苦しいランでしたが、国立スポーツ科学センター「競技者のための暑熱対策ガイドブック」も参考に、約10キロおきにコンビニでガリガリ君を食べて深部体温を下げる作戦で乗り切りました。夕方になって少し涼しくなってくると断然走りやすい。せきやさんのTAPスタンドでは、イギリス・Burnt MillのGardens of Green Mosaic RakauとKunitachi Breweryさんの1926 Take.23をいただきました。前者はヘイジーで、非常においしい。後者は、せっかくの国立だから、ということで頂いたのですが、正直余計だったかな、と。せきやさんの店舗ですが、クラフトビールが海外、日本とも豊富で、良い品ぞろえ。良いお店です。今日は夜は涼しくて、良いインターバル練習ができたので、こちらをしっかり冷やして、ご褒美といきます。購入した時には気が付かなかったのですが、Modern Timesさんのビールは以前も試していました。Hazy Pilsnarというのも売っていて、選択に悩んだのですが、安牌を取ってしまいました。

色は麦わら色。しっかりと濁っており、やや白っぽい茶色。香りは、ホッピーでふすまっぽい香り。香りのボリュームはしっかり。

アタックは普通。フルーティーな口当たり。ボディはやや重めで、もっさりとした舌ざわり。中ほどからしっかりとした苦味があり、苦味が後を引きます。

全体的には、ヘイジーIPAらしく、香り高く、フルーティーでドリンカブル。良いビールだと思います。 IBU 60、SRM 4。ホップはNelson、Strata、Mosaic。

Batsuatch, Rogue

Rogue Ales

New Port, OR

Hazy IPA

6.7%

\598

イオンリカー

えぞ麦酒株式会社

イオンリカーさんで購入したもののうちの1本。12 fl oz缶。セント・ヘレンズ山の森に住む「Batsuatch」なる怪物の絵が意匠になっています。

色はしっかりと赤味の麦わら色。濁りはしっかりありますが、グラスの反対側にある手の陰影が見える程度ですので、劇濁りではありません。香りは弱めで、トーストのような酵母感を弱めに感じます。泡立ちは弱い。

口当たりはまったり。甘めの強い、カラメルような味わい。酸味は低い。やや重めのボディで、まったりとしたテクスチャにロースト感があります。苦味は、甘さのせいか控えめに感じます。アルコール度数は通常程度か。

もう少し、香りも華やかで、軽め、甘さ控えめで苦味の効いた、ドリンカブルなものが好みです。普通のエールっぽいというか、食べているような重さがあり、Hazy IPAを飲みたかった気分にはあわないかな、と。IBU 54、SRM 12。